コイズミの主力照明!LEDについてのお話

ひかり
豆電球やシーリングライトなど、我々の生活には照明が必要不可欠なのにも関わらず、照明器具のメーカーについてあまり詳しくない人は多いです。
例えばコイズミです。
コイズミは照明メーカーとして日本でも大手なのにあまり名前を聞いたことがないという人は多いのではないでしょうか。
ここでは、そんなコイズミについてお話します。
まずはコイズミの照明器具の主力であるLEDについて知りましょう。

コイズミでも使われるLEDとは

LEDとは、いわゆる照明の光のことです。
「Light Emitting Diode(発光ダイオード)」を略したものが、LEDです。

LEDは、コイズミはもちろんのこと、現在日本の照明器具の殆どに使われています。
LEDの特性として、電気を流すと光を発するというものがあります。
これを利用し、電気を流すことでLEDは光を発します。

それまでの電球

LEDが登場するまで、照明は主に白熱電球や蛍光灯が使われていました。
これらはフィラメントと呼ばれる細い金属線を熱して光を発生させていました。

白熱電球はフィラメントを高熱にして光を発させており、蛍光灯は電球内部に水銀ガスを充満させ、フィラメントを熱することで発生する紫外線を用いて電球内部に塗っている蛍光塗料によって発光するという仕組みで光ります。

この2つは光量はLEDよりも強いのでより輝くのですが、熱さなければ光を放たないので1~2秒経過しないと明るくなりませんし、何より電球そのものが非常に熱くなるのでうっかり触るとやけどする恐れがあります。

また、電気を流してそれを熱に換えるという方法でやっているので、発光に対して電力のコストが割高でした。

それに対し、LEDは流れる電気をそのまま光に変換しているため、電力コストを安く抑えることに成功しています。
また、スイッチひとつですぐに明るくなり、暗くすることもできるので生活面においても不便を感じにくくなっています。

LEDの利点

LEDには、他にも様々なメリットがあります。
ここではそのメリットについて説明しましょう。

寿命が長い

白熱電球や蛍光灯に比べると、LEDは倍以上の寿命があります。
白熱電球や蛍光灯は、内部のフィラメントが寿命を迎えると電気がつかなくなります。
内部では常に高熱で熱しているので、頑丈な鉄線でできているフィラメントもやがて使用に耐えなくなってしまうのです。

それに対し、LEDはフィラメントではなく2種類の半導体を接合して電気を流して発光します。
この半導体にはフィラメントのような高熱が発生しないため、何杯も寿命が長持ちするのです。

そのため、照明の交換に手間がかかるような山奥のトンネルや高所に設置されたネオンなど、交換に手間と危険が伴う場所に赴く頻度が減ります。
その結果、人員的なコスト削減にもつながっています。

紫外線が発生しない

蛍光灯では発生する紫外線が、LEDでは発生しないというのは実は大きなメリットです。
紫外線は、物の劣化にも大きな影響を与えており、脱色などのリスクを軽減してくれます。

太陽に長いこと晒されたポスターや本の表面が色落ちするのを見ればわかるように、太陽光に含まれた紫外線は色落ちの原因なのです。

これは、主に美術館などの展示に大きく役立ちます。
美術館や博物館では大昔から存在する美術品を展示しますが、蛍光灯などに長時間当てると、当然展示品は劣化してしまいます。

しかし、LEDの登場で劣化を大幅に抑えることができるので、文化遺産の保護にも活躍しているといえます。

コイズミとLED

基本的に、LEDの性能はどこの企業も同一であり、メーカーによって良し悪しが変わることはないです。

しかし、照明を照らす照明器具は、メーカーごとに特色が異なるので、決してメーカーの軽視はできません。
コイズミは個人から業務用まで様々なジャンルで活躍し、高いデザイン性によって評価を受けています。